極上の睡眠~トップ・スペシャリストによる快眠コラム
連載第2回:トップ・スペシャリスト

板東浩
医学博士
日本抗加齢医学会評議員
徳島県糖質制限研究会代表
あなたは良い睡眠をとっていると感じられますか?
実際に、気持ちよく熟睡できていない人は多いのです。
日本人は数割の人が不眠症で悩んでいるとされます。
その原因として、職場や家、通勤などで、さまざまなストレスを抱え込む状況や、不規則な生活習慣などが関わっているといえましょう。
-目次-
1.ストレスで 不眠症増え 問題に ~不眠症判定チェック

不眠症がどの程度なのか、簡単にわかります。
【アテネ不眠尺度(AIS)】
過去一ヶ月間に、少なくとも週3回経験したことを選んでください。 ①寝床についてから実際に寝るまで、時間がかかりましたか? 0.いつもより寝つきは良い 1.いつもより少し時間がかかった 2.いつもよりかなり時間がかかった 3.いつもより非常に時間がかかった、あるいは全く眠れなかった ②夜間、睡眠の途中で目が覚めましたか? 0.問題になるほどのことはなかった 1.少し困ることがある 2.かなり困っている 3.深刻な状態、あるいは全く眠れなかった ③希望する起床時間より早く目覚めて、それ以降、眠れないことはありましたか? 0.そのようなことはなかった 1.少し早かった 2.かなり早かった 3.非常に早かった、あるいは全く眠れなかった ④夜の眠りや昼寝も合わせて、睡眠時間は足りてましたか? 0.十分である 1.少し足りない 2.かなり足りない 3.全く足りない、あるいは全く眠れなかった