極上の睡眠~トップ・スペシャリストによる快眠コラム
連載第5回:トップ・スペシャリスト

板東浩
医学博士
日本抗加齢医学会評議員
徳島県糖質制限研究会代表

本シリーズでは、快眠のコツについて伝授しております。
先月は、眠りと覚醒のメカニズムについて触れました。
その中で、
メラトニンが睡眠と覚醒リズムに働いていること
サカナやニワトリにも光を感じる「第三の眼」があること
統合医療での「チャクラ」やSF漫画「三つ目がとおる」、ウルトラセブンのビームランプもモデルとしていること
などをお伝えしました。
引き続いて、今月は睡眠に対するホルモンのメカニズムについてお話しましょう。
-目次-
食べて寝る 影響及ぼす オレキシン ~睡眠と覚醒に関わるホルモン~
空腹や 気持ちの高ぶり 覚醒へ ~覚醒を促す3つの要素~
受容体 ブロックすると 良き眠り ~睡眠薬のメカニズム~
よく眠り 明日への活力 漲らそう ~薬を飲む前にできること~
1.食べて寝る 影響及ぼす オレキシン
~睡眠と覚醒に関わるホルモン~

あなたはたくさん食べた後、眠たくなったことがあるでしょう。
逆に、空腹になったり、体内時計で朝になったりすると、目がパッチリしますね。