第8回:眠れる電車音楽の秘密(後編)~電車で眠くなるのはなぜ?「揺らぎ」の秘密~

更新日:4月22日

極上の睡眠~トップ・スペシャリストによる快眠コラム


連載第8回:トップ・スペシャリスト


板東浩

医学博士

日本抗加齢医学会評議員

徳島県糖質制限研究会代表



 


※この記事の前編は、以下からお読みいただけます。 第7回:眠れる電車音楽の秘密(前編)~「揺らぎ」がもたらすリラクゼーション~

電車に揺られていると、不思議と眠気を感じて、ついうとうとしてしまう。 そんな経験がある方も多いのではないでしょうか。 眠気を感じている状態というのは、すなわち心身がリラックスしている状態と言い換えることができます。 ​ 「眠れる電車音楽の秘密」後編となる今回は、電車で眠くなる秘密について解き明かしてみましょう。



-目次-

  1. 秘訣は「揺らぎ」 ~電車から 受ける刺激で 瞑想に

  2. 鉄道豆知識 ~鉄オタは 撮鉄・乗鉄 音鉄も

  3. ドヴォルザークの見た”新世界”

  4. トレ眠で 脳を休めて 活力へ


 


1.秘訣は「揺らぎ」 ~電車から 受ける刺激で 瞑想に


月と太陽

若年~中高年の人が電車に乗ると、空間を快く感じることが多いようです。 いろんな理由として、レールの継目から発するほぼ規則的な音、エンジン音や車体の振動、身体が感じる加速度の力、空間移動を認知する視覚、landscape(風景)、soundscape(音景)など。 これらには各種の「揺らぎ」が内在しており、総合的な癒しがもたらされると思われます。 この心身の状況を、医学的に解説しましょう。



電車の刺激が瞑想状態を作り出す